D I A R Y - 断続的な日録 - APRIL
 
2002/04/30
午前、原稿。原稿書きマシーン。パンクパンクパンク。

2002/04/29
午前、原稿。午後、権現に参詣。人生のむなしみが津浪となって襲ってくる。部屋が乱雑になる。仕事の野積み、生活の野積み。散乱する土着神。

2002/04/28
午前、原稿。不思議の国の極悪メルモちゃんが暴れてすべてが滅茶苦茶になる。夜、焼肉を食いながら書類を広げて仕事をしているあほの悲しみ。現場の兄ちゃんが大挙して押し寄せて大声で喋るから耳が痛い。焼肉の煙で耳が痛い。身も心も。

2002/04/27
午前、原稿。午後、車で出掛けるもどこに寄る気にもならずむなしくバック。車をおいてyaffaで喫茶。帰途、本屋に寄りて本をバイ貝。よき本屋なり。自宅でパン食。仮眠後、和牛庵で業務、夜まで。

2002/04/26
午前、原稿。銀行に行きて支払い。貧窮。午後、業務。昨秋発足した一大プロジェクト「箪笥にパイプを取りつけてクローゼットから溢れている衣服を収納する事業委員会」がいよいよ始動、箪笥にパイプをとりつける。夕、パンと即席のカレーを食したり。夜、「カフェドトア」で喫茶。会議。

2002/04/25
午前、原稿。ヘッケの毛布を洗って和牛庵に持っていく。午後、新宿に行きて印形を誂えたり。ヘッケに花買う。夜、以前よく行っていた店に行ったら閉まっている。潰れたのか。「千栄」に行って飯。旨熊。夜、虚脱。

2002/04/24
午前、原稿。和牛庵に行くと空虚感。脇から酒貰う。午後、銀行。夕、カルパッチョとハンバーグを食したり。和牛庵に行って業務。虚脱。ヘッケの遺した缶詰等の一部を持ち帰る。

2002/04/23
午前、原稿極少。空虚感。午後、原稿、著者校、業務。夕、蝦と牡蛎を食したり。夜、業務。むなしみ。

2002/04/22
午前、ヘッケ葬儀。落涙。午後、原稿。夜、虚脱。著者校。

2002/04/21
午前、原稿若干。ヘッケ、息が荒い。ブドウ糖注入。抵抗する力が弱い。午、いったん自宅に戻り、一時頃また来ると呼吸がいよいよ荒い。頬を撫でると目を細める。二時過ぎ、大声で鳴いて立ち上がった後、息が停まった。たった十四箇月の命だった。夜、コンビニで買い飯。ヘッケの使っていたタオルを持ち帰る。空虚感。
ヘッケ

2002/04/20
午前、原稿極少。ヘッケ、注入すると首がふらつきそのまま揺れている。突然、飯の桶のところへ行き、食べる素振りを見せる。が素振りだけ。その後、爪研をする素振り。記憶がフラッシュバックして元気だった頃の行動をなぞっている。しかしすぐ疲れて横に。熱なし。涙も流れていないのだが。夜、永福町。バック後、ぶどう糖を注入すると首が揺れる。

2002/04/19
午前、へ守。注入を嫌がって暴れる。午、バック。一旦、和牛庵により注入してから下北沢へ行き、ミラクルヤングのライブ。終了後、「都夏」で飯。注入のため早めにバック。注入してバック。

2002/04/18
午前、業務、著者校。注入。脇から花貰う。全身のだるみ。業務。著者校。ヘッケ、ふらふらになりつつ歩きまわる。暴れて器物を破壊していた頃が思い出されて。深更にいたりてバック。作詞若干。

2002/04/17
風邪激烈、業務苛烈、人生酷烈。午後、ヘッケ病院に連れ行く。結果、思わしからず。食事の強制注入よろしくないらしときく。バック後、しかしやむをえず注入。業務。バックして飯。脇から花貰う。和牛庵で業務若干。

2002/04/16
風邪、激烈。ヘッケふらふらオレふらふら。午後、N村氏と面談。ミラクルヤングの練習。ふらふらで歌い終わって外へ出たらS元氏の留守電メッセージ。川端康成文学賞受賞との由。ふらふらで一瞬、訳が分からない。こういう場合、飲みにいくのが人の道だが、ふらふらかつヘッケ心配でバック。餌を小さくねだる。エビ風味の缶詰が欲しいというので買いに行ってふらふら、深更にいたりて眠。

2002/04/15
身体不調。原稿。終了後クリニックへ。スリクを処方して貰ってバック。ヘッケ病院。絶望的見解。握り飯とサラダを食したり。W辺氏と面談会議。夜、コンビニで買い飯。ヘッケ、腰が抜けて飯食わない。

2002/04/14
午前、身体の調子がおかしく午前十時まで横臥。全身のだるみ・喉痛。午、片付。午後、業務、へ守。ヘッケ、飯をまったく食えない。衰弱。呼ぶと反応する。失禁、嘔吐。プロポリスのみ注入。夕、うどんを食したり。仮眠。身体不調。へ守、作詞。深更にいたりてバック。

2002/04/13
午前、原稿。午後、仮眠。仮眠開け、和牛に行きて業務。ヘッケ悪し。夜、焼飯を食したり。ヘッケの餌作り用のミルをバイ貝。深更にいたりてバック。

2002/04/12
原稿若干、ヘッケ病院。点滴と酵素。嘔吐とまらず。プロポリスも吐く。横臥したなりで動かない。午後、下北沢で奇跡の練習。バック後、へ守。状態きわめて悪い。

2002/04/11
午前、原稿。午後、F田氏との会議を完全に失念していてすっぽんをかます結果に。汗顔汗顔。もうしません。夜、永福町でプリプロ。プルプル。和牛に行きてへ守をしながらワインを飲んでいると、ヘッケ容態急変、嘔吐して腰が抜けたようになる。

2002/04/10
午前、原稿。午後、業務、片付け。夜、シンポジオンでK田氏と面談会議。和牛庵に行ってへ守。ヘッケ、自ら餌を欲しがるような仕草、動作。どうさく。

2002/04/09
午前、原稿。午後、下北沢で奇跡の練習。「ヤマザキ春のパン祭についての考察」。中途でワイン買って家にバック、マカロニーを食したり。そのまま眠。

2002/04/08
午前、原稿。午後、業務。夕、へ守。豆腐を食したり。爆裂したような鳥が蜘蛛に変身しながらブルースを歌っている。ヘッケ、機嫌がよい。

2002/04/07
午前、原稿。午後、片付。業務山積してなにから手をつけたらよいのか分からない、飲酒。家庭で御飯を食い食い。フイフイ教。

2002/04/06
午前、原稿。午後、本、CDをバイ貝。カフェーで喫茶。バック後、蟹のスープと伊勢海老を食したり。なんらのめでたきこともあらまくに。夜、和牛庵に行きてヘッケ注入軟膏。、業務。町に出てアミノ酸錠剤をバイ貝。肝臓薬のサンプルを貰う。

2002/04/05
午前、原稿。ヘッケ匙から自力飯。感動、感涙。一カ月ぶりに自分で飯。午後、業務。夕、炊飯して河豚と豆腐。清酒一合二酌。夜、仁。仮眠。

2002/04/04
午前、原稿。午後、業務。乃木坂で会議。バック後、ショウロンポーをぱくつく。和牛庵でへ守。ヘッケ、そこいらを歩きまわり、憩いの石皿を定め、匂いを嗅ぎ回る。ビール。深夜にビールを飲んだらいかん。夜、仁、業務。

2002/04/03
午前、原稿。午後、仮眠。野菜の配達のおっさん来。豆腐と蜆味噌汁を食したり。夜、業務、へ守。現銀の渦潮。

2002/04/02
午前、原稿。午後、片付。夕、業務激烈。脇から豆腐貰う。夜、へ守。爪伽をしたり、歩きまわったりするのはやや元気の証拠か。熱さがる。しかしながら遊んだり走ったりはしない暴れていた頃の元気には程遠い。

2002/04/01
午前、原稿。午後、原稿。夕、SMに行きて、鰺刺身、雁擬、アボカドーなどを購いて食したり濠太剌利のインワ。仮眠。夜、原稿。インワとチーズ。ヘッケ、原稿の部屋の椅子に来たりて眠。和波のベラ、ベム。

 
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